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悪口の美学

道徳的には口にするべきではない悪口。

口にしなくても思っているだけでも同等という考え方もありますが、口にして誰かを傷つけるくらいなら言わない方がまだましですね。

しかし、心の内に秘めてしまうと、自分のココロが病んでしまいます。

愚痴をこぼすことすらも悪と捉える人もいますが、ちょっとの愚痴でスッキリするなら、そのほうがよい場合もあります。

喜怒哀楽があるから人間であり、相手に対して悪い感情を全く抱かないなんてことは、よほどの聖人でない限り、ほぼありえないといってもいいですが、大切なのは執着し続けないということ。

そのためには自分のココロをできるだけ穏やかに保つこと。

物事を悪く捉え過ぎてしまうのは、自分のココロのあり方にも原因があったりします。

ご機嫌な時は、周りの少々の失態も許せてしまう寛容さは経験したことがあるはず。

逆にカラダがつらいと、いつも以上に周りにやさしくはなれないですね。

ココロとカラダのバランスを整えて、日々もっと穏やかに過ごしてみませんか。